ハムスターのシーソーちゃんが亡くなったこと

長女と次女がお世話をしていたハムスターのシーソーちゃんが、1月末に亡くなってしまいました。

ぜんぜん噛まない優しい子で、ごはんを受け取る時もそっと動くような穏やかな子でした。

1月5日に元気がなくなっておしっこの量が減り、お腹の張る感じが見られました。

プップという呼吸と、大きな胸郭運動、口元がうっすら青っぽい(ハムスターのチアノーゼを見たのは初めて…)ので動物病院へ。

すぐに細かく診てくださって、エコーをしてくれて、おそらく子宮周りの腫瘍だろうとのことでした。

もともとゴールデンハムスターという種類は心臓が弱くなりやすいとのことで、心不全から肺水腫を起こしているだろうと教えてくださりました。(○万円単位の診察料とお薬代を覚悟してきていたのですが、初診で9000円弱でした。)

プスプスという呼吸音からも肺水腫で苦しいのだろうとのことで、利尿剤と抗生物質、ビオフェルミン、止血剤(癌からの出血を抑える)を処方してくださりました。

もう明日にでも死ぬんんじゃないか…と思っていたのですが、お薬のおかげでそれから3週間も元気に生きてくれました。

お薬の追加でもらいにいかなければならないくらい。

ごはんはふやかしてペースト状にし、大好きな種子類やくだものをいつもより少し多めにあげていました。
(ジャンガリアンなどのドワーフ系と違って、ゴールデンは植物食が基本なので動物性タンパクはあまりあげなくていい…ということも初めて知りました。)

短期間で20g近く減った体重も少し回復し、ここから1年いきるのでは?と思うくらい元気になってくれて、たのしい3週間でした。

でも、小さな高齢のハムスターにとって腫瘍は手術で取り除けるものはないし、苦痛を薬で抑えてあげることしかできないターミナル期だとはわかっています。(獣医さんから、飼い主である子供たちへも丁寧なご説明がありました)

子供達も、ここからたくさん長生きするわけではないとわかっているので、最後の時をものすごく大切に過ごしたようです。

亡くなったのは2月5日の朝。

眠っているようにふわふわで、かわいいまんまでした。

一晩は小さな棺がわりの小箱に入れて、お土産とお花を入れて、庭に埋葬しました。

夫の計らいで、上にはチューリップを植えました。

2年もかわいい姿をたくさんみせてくれて、家族になってくれてありがとう。

いつか、また会おうね。

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