石が好き…地元産地の辰砂を入手

趣味のひとつに、鉱物採集があります。
どの程度?と言われると、川とかズリから拾うのが好き&国産(地元)鉱物が好き&自分で拾ったものが好き…というレベルです。
綺麗な石は好きだけど、外国産の大きな結晶が欲しいかと言われると…あんまり興味ないかな。。。
ミネラルショーとか行かないんですよね。
だから、私の石コレクションは地味だし、あんまり面白味はないかも。

それでも、石は面白い。
その辺に落ちてる石の一つからでも、いろんなことを思い起こすことができます。
丸い石なら…母岩から離れてから長い年月を転がって角がなくなったのかな?石材として研磨されたのかな?とか。
堆積岩だからものすごい圧力で固まったんだな、そんなものが今目の前にいっぱいあるのすごいな。
火成岩なんて、もともと溶岩の中にあったものが手の中にあるなんて信じられない。
ざっくりすぎるけれど、希少でなくても、石はどれも何万年分のエピソードを持っている。

ありふれた花崗岩の建材の中に、ガーネットを見つけると嬉しい。
きれいにカットされた新しい石のなら外国産かな?って思うけど…
古い村の石垣なんかはおそらく近所から持ってきたものが多いので、その石垣の中に赤く煌めくガーネットを見つけると、この山のどこかにこんなきれいなガーネットが埋まってるんだ!ってドキドキする。
山の一部を見つけたような気がして、もっと嬉しくなる。

石を知るようになってから、世界の解像度が少しだけ上がった。
ぜんぜん勉強不足なので、なんだかわからない石のほうが多いけど、石をよく知る先輩方に教えていただくのもすごく楽しい。
多くの石大好き先輩は優しいし、とても親切に知識を分け与えてくださる。

私の可愛い地元鉱物コレクション。
室生川のガーネット。
針道の黄鉄鉱。
三尾鉱山跡の自然銅。
吉野川の蛇紋岩。
穴虫のサファイア。
神戸鉱山跡のセリサイトと、辰砂。

この辰砂ですが、私にとってはとても貴重で特別です。
奈良県には昔、大和水銀鉱山という大きな水銀鉱山施設がありました。
こちらとは離れた場所でもあちこちで水銀やセリサイトなど、十数箇所ほど鉱物資源の試掘があったんですね。

その一つが神戸(かんべ)鉱山です。
石にハマって地元鉱物を探す中で初期に訪れた場所でもあり、私の実家がある町との峠境ににもなる場所で、なんとなく思い入れが深くなっているところなのです。
おじいちゃんが生きてたら、いろいろ聞いてみたかったなあ…

ここでも辰砂は取れるはずなのですが、どうもセリサイトの中にスジ状にぐずぐずとした砂状のものが混ざる感じでしか見つけたことがありませんでした。
ただ、その状態こそがこの産地での特徴として貴重なので記録しておくのが大切だと思います。
それでも、私はこの土地の結晶系の辰砂がほしくって…ちっちゃい黄鉄鉱を拾いつつも、ずっと辰砂を探していたのです。
他人にはよくわからないと思うけど、すてきな宝物です。


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