『オペナーシング 2020年8月号(第35巻8号)』挿絵担当

『オペナーシング 2020年8月号(第35巻8号)』挿絵

メディカ出版様『オペナーシング 2020年8月号(第35巻8号)』の周手術期に関するイラストを担当しました。

ちょうどこの頃、『周手術期における術後せん妄』について世間で話題となっていました。
せん妄状態の患者様が医師から乱暴を受けたという訴えが通ってしまった、という医療従事者にとっては衝撃的な事件でした。
「ありえない!そんなことが罷り通ったら、誰も周手術期なんか怖くて見れない!」という意見が散見されまして…私もそう思います。

これは医療従事者だけの問題ではありません。

たとえば『手術で動けない私を夫がひどく殴った』などと言われてしまうこともありますし、実際にその人物がその場にいなくても患者様には関係ないのです。
患者様にとって、せん妄で見えたものはものすごくリアリティがあり、事実だからです…現実ではないけれども、ものすごくリアルなのです。
その状態は恥ずかしくもないし、当然起こりうることとして医療従事者は説明しているはずですし、『あなたはそんな目にあっていない』ということを受け入れられるように導かなくては…結果的に患者様が辛い気持ちを抱えることになってしまいます。

世の中の人全員にオペナーシングを読んでくれ!と叫びたい気持ちでした。